青汁で美容とダイエット!効果的に飲みたいなら守るべき5カ条
低カロリーで沢山の栄養を含む青汁は野菜不足、ビタミン不足とされる現代人にとって優秀な栄養補助食品です。ですが、その青汁を飲むタイミングによって効果が違うというのをご存じですか?
青汁の飲み方についてはメーカー側が指定している場合もありますが、大体が自由なタイミングで飲むようにとしか書かれていません。
そこで今回は「青汁を飲む効果的なタイミング」について解説していきます。
Contents
青汁を飲むタイミングってそんなに重要なの?
同じ栄養が含まれているのだから青汁をいつ飲んでも変わらないと思われる方がいるかもしれませんが、答えはNOです。
栄養は摂取する組み合わせによって吸収率が大きく変動するので、同じ栄養であっても摂るタイミングや分量が違えば、大きく吸収率が変化します。
また、全く同じ青汁を飲むにしても、1日1回、2杯分を飲むよりも1日2回、3回と小分けにした方が純粋な吸収率がアップします。
青汁は飲むタイミングによってお得にも損にもなるのです。
青汁は目的に合わせたタイミングで飲もう
青汁は飲むタイミングによって栄養の吸収率が変わると説明しましたが、逆に不要な栄養の吸収を阻害することにも使えます。
なので、青汁を飲む際に気を付けるのは飲む目的を明確にすること。
栄養の吸収が目的なのか、ダイエットが目的なのか。自分が青汁で何をしたいのか、決めた上でタイミングを守る必要があります。
今回は、美容・ダイエットに効果的な飲み方をご紹介します。
美容・ダイエットに効果的な飲み方5カ条
美容、ダイエットに効果を発揮するための青汁の飲み方はこちら。
・朝起きたらすぐ、暖かい牛乳と一緒に半包だけ飲む
・昼食時に半包、夕食の直前に一包を飲む
・昼食、夕食時は少しぬるめのお湯で割る
・食事の際はなるべく動物性、植物性食品のバランスを良く食べる
・規則正しい生活を心がける
の5つです。
朝起きたらすぐ、暖かい牛乳と一緒に半包だけ飲む
朝起きてすぐに温かい牛乳と一緒に飲む理由は、欠乏した栄養素の早急な吸収です。
人によって違いはあるものの、夕飯〜起床までの時間は大体10時間〜12時間程度。体は軽い断食のような状態になっているので、栄養の吸収が急務なのです。
そこで、青汁と牛乳を同時に摂取することで効率よくバランスの取れた栄養を吸収することができます。
昼食時に半包、夕食の直前に一包を飲む
昼食、夕食の前に飲む理由は、食物繊維による過剰な脂肪分の吸収の阻害と、ビタミン、ミネラルの吸収の促進です。朝食とくらべ昼食、夕食はコッテリとした物、甘い物を多く食べてしまう傾向があるため、それらの余分な栄養の吸収を青汁の食物繊維で阻害しつつ、ビタミン、ミネラルなど重要な栄養は吸収が促進されるように仕向けます。
昼食、夕食時は少しぬるめのお湯で割る
ぬるめのお湯で青汁を溶くのは、胃を冷やして代謝機能を低下させないため。基本的に人間は冷たい物を飲みすぎると体が冷え、体温が低下してしまうので免疫力や代謝能力が低下してしまいます。それを防ぐため、青汁はぬるま湯で溶いてください。
食事の際はなるべく動物性、植物性食品のバランスを良く食べる
基本的にビタミンやミネラル、タンパク質といった美容に重要な栄養は多種類の栄養と一緒に摂ることで相乗的に吸収率がアップします。カルシウムが多く調整された牛乳にビタミンDや葉酸などが含まれているのもその理由です。
そのため、なるべく食事の際は偏った食べ方ではなく、バランス良く、多くの品目を食べるようにした方が栄養の吸収が良くなります。
規則正しい生活を心がける
人間、不規則な生活を送っていると体の色々な機能が低下します。栄養を吸収する胃や腸も例外ではありません。陽が昇ったら起き、沈んだら寝るという理想の生活スタイルは24時間誰かが働いている現代社会において非常に達成が難しいですが、なるべく寝る時間、起きる時間を同じにすることはできます。例え夜勤の人であっても、なるべく同じ時間に起き、同じ時間に寝ることで体は自分のリズムを作り、健康的に生理機能を維持することができるようになります。
青汁や食事の栄養を余さず吸収するためにも、自分の生活スタイルに合った規則正しい生活を送りましょう。
健康に過ごすため、青汁と食生活を見直そう
今回、青汁の効果を発揮するために重要な5カ条を説明させて頂きましたが、そのどれもが青汁だけでなく、日々の生活に気を付けることに起因しています。青汁は確かに優秀な栄養補助食品ですが、それだけでは私たちは健康な生活を送ることができません。
キチンとした規則正しい生活とバランスの取れた食生活があってこそ、健康になれるのです。これを期に、青汁の飲むタイミングと日々の生活習慣を見直してみませんか?