青汁の値段、一般的にはどのくらいの価格?


青汁をいざ購入しよう!と思って値段を調べていると、「どうしてこんなに価格が違うんだろう?」と思った人も多いはず。

実際、スーパーやドラッグストアで市販されている青汁は1,000円〜2,000円程度で販売されている場合もあるのに対し、ネットで探してみると高いところでは6,000円ぐらいする青汁も!

しかし、購入を判断する際には補える栄養素や使用されている主成分、1日に推奨されている量、何袋入っているかを総合的に判断する必要があります。

1,000円だから安い!と思っても、栄養成分が少なかったり、そもそも少量しか入っていない、という場合には1ヶ月分に換算してみると意外と高くついてしまった・・・!なんてこともあるかもしれません。

ドラッグストアの青汁はなぜ安い?

安かろう悪かろうというわけではありませんが、もちろん、安いものは安いなりの理由が、高いものには高いなりの理由があることが多いです。

ここでは、金額が大きく分かれる成分についてご紹介していきます。

その成分は、粉末ですか?エキスですか?

一般的に青汁は、大麦若葉やケール、明日葉など他の野菜と比べて非常に栄養価の高い緑野菜を主成分とした健康食品です。

そのため、青汁の金額は主成分によって大きく変わるといっても過言ではありません。

たとえば、「大麦若葉」を例にしてみましょう。

商品裏面をみてみると、原材料が記載されていますが、そこには同じ大麦若葉でも「大麦若葉末」と「大麦若葉エキス末」と記載されているパターンがあります。

「大麦若葉末」とは

収穫した大麦若葉をそのまま粉末化しているものを指します。

「大麦若葉エキス末」とは

大麦若葉をそのまま粉末化したのではなく、大麦若葉を絞った液体を粉末化したものを指します。

当然、収穫した大麦若葉をそのまま粉末化している大麦若葉末のほうが栄養価は高いです。

また、そのまま粉末化する方が製造の工程においても大変であることから、ここで金額が変わることが多いでしょう。

主原料は、国産・無農薬ですか?

次に、国産かどうか、無農薬かどうかで金額が変わります。

無農薬栽培は、栄養成分が高いとされています。その分、手間もかかります。

一概に農薬を使用していることがデメリットになるとも言い切れませんが、農薬が残っている危険性を考えると無農薬のほうが安心かもしれません。

また、無農薬以外に「残留農薬テスト」も確認すべき指標になります。

農薬による体の影響を気にされる場合は、無農薬よりも残留農薬テストに注目しましょう。

無農薬の栽培でも、栽培には農薬は使用していなくても土壌に農薬が残っている場合も往々にしてあります。

農薬の有無を気にするのであれば、残留農薬テストをした結果、検出されていない商品を選ぶことをおすすめします。

主原料は、十分な量配合されていますか?

最後に、成分の配合についてです。

これは食品以外にもいえることなのですが、少しでも成分が含まれていれば「◯◯配合」や「◯◯青汁」と名乗れることから、青汁にとって重要である主成分、つまり大麦若葉やケール、明日葉などが実はあまり配合されていない場合があります。

この見極め方は非常に難しいです。

主成分の配合量を公開している企業については、判断することが可能ですが多くの企業は配合量を公開していないでしょう。

そこで、判断のポイントとしては「原材料名の何番目に記述がされているか」というところをみていきましょう。

原材料の表記は、配合量の多い順から記述しなければいけないという決まりがあります。

そのため、一番最初に大麦若葉やケール、明日葉などが記載されている青汁に関しては、主成分が栄養価の高い緑野菜(大麦若葉やケール、明日葉など)であると判断して良いと思います。

2〜3番目に記述されている場合でも、十分な量が配合されていることもありますので、判断の基準としては原材料が複数項目含まれている商品の場合は、栄養価の高い緑野菜(大麦若葉やケール、明日葉など)が後半に記載されていないかどうかだけは確認したほうがよいでしょう。

なぜ、原材料が複数項目含まれている商品の場合は、と注意書きをしたかというと、原材料がシンプルな場合は後半に記載がされていても多量に含まれていることもあるからです。

たとえば、原材料表記に

デキストリン、大麦若葉末

とかかれていた場合、デキストリンが51%、大麦若葉末が49%のこともあれば、デキストリンが70%、大麦若葉末が30%のこともあります。

気になる方は、企業に問い合わせをするのが正しい情報を得られると思いますよ。

じゃあ、実際いくらぐらいのを選べばいいの?

色々書いてきましたが、商品を選ぶ場合には「自分が何にこだわるか」によって判断してよいと思います。

通販などで販売されている青汁の多くは、産地や配合成分にこだわりをもっているところが多いため、スーパーやドラッグストアで手に入る青汁よりは高価になります。

商品の安全性や品質、より新鮮な栄養を求めるのであれば、1日あたりの金額は100円〜200円を目安にしたほうがよいでしょう。

「とりあえず試してみたい!」「品質や栄養はそこまで細かく気にしない!」ということであれば、1日あたり50円〜100円前後の商品もありますので、その中から選んでみるのがおすすめです。

金額や商品の内容についてしっかり踏まえたうえで、ご自身にあった青汁を探してみてください。

販売中の青汁の価格一覧

商品名 価格 1袋あたりの量 1日あたり 主成分
こどもバナナ青汁 5,940円(税込) 1袋90g(3g×30包・30日分)  198円 バナナパウダー(分岐オリゴ糖、バナナピューレ、デキストリン)、大麦若葉末
葉っぱのミルク 1,000円(税別)

1箱140g(7g×20包・20日分) 54円 調製豆乳粉末(遺伝子組換えでない)、大麦若葉エキス末(デキストリン、大麦若葉エキス)
朝のフルーツ青汁 1,000円(税別)

1箱105g(7g×15袋・15日分) 72円 大麦若葉エキス末(デキストリン、大麦若葉エキス)
極みの青汁 3,600円(税別)

1箱30包(約10~30日分)  129.6円 大麦若葉末
乳酸菌が入った青汁 3,240円(税別) 1箱96g(3.2g×30包・約1か月分)  116.6円 大麦若葉粉末
すっきりフルーツ青汁 3,980円(税別) 1箱90g(3g×30包・1か月分) 143.2円 還元麦芽糖水飴、大麦若葉粉末、クマザサ粉末
ふるさと青汁 3,800円(税別) 1箱90g(3g×30包・約1か月分) 136.8円 あしたば葉茎末
キューサイのはちみつ青汁 3,909円(税込) 1箱210g(7g×30本・15日分) 260.6円 ケール
青汁三昧 6,000円(税込) 1箱198g(3.3g×60包)  100円 還元麦芽糖水飴、難消化性デキストリン、大麦若葉粉末
えがおの青汁満菜 3,000円(税別) 1箱139.5g(4.5g×31袋・約1か月分)  104.5円 大麦若葉粉末
ハッピー青汁 4,280円(税別) 1箱100g(2.5g×40包)  115.5円 大麦若葉
美感青汁 3,700円(税込) 1箱300g(10g×30包)  123.3円 クマザサ抽出液、明日葉抽出液
飲みごたえ野菜青汁 3,240円(税込)

1箱90g(3g×30包・1カ月分) 108円 大麦若葉末
緑効青汁 9,980円(税込) 1箱315g(3.5g×90袋)  221.7円 有機大麦若葉末
やわたのおいしい青汁 4,100円(税込)  1箱120g(4g×30袋・約1か月分)  136.6円 デキストリン、国産有機大麦若葉乾燥粉末
やずやの豆乳青汁 6,804円(税込) 1箱g(6.6g×31本・1カ月分) 219.4円 大麦若葉
レモンの青汁 6,610円(税込)  1箱180g(3g×60包・約1か月分)  220.3円 ケール
こどもフルーツ青汁 4,104円(税込) 1箱120g(4g×30包・約1か月分)  136.8円 大麦若葉粉末

青汁ラボが調査した青汁のなかでは、一番高価格なのがキューサイのはちみつ青汁、一番低価格なのがヤクルトの葉っぱのミルクでした。

キューサイのはちみつ青汁は国産のケールを主成分とした青汁であり、1日分も2包を推奨しているため少し高めとなっています。

ヤクルトの葉っぱのミルクは、一番多い原料が調整豆乳粉末、ついで大麦若葉エキス末になっているため価格がぐっと下がっています。

いかがでしたか?

健康維持のために使用する青汁ですから、金額にこだわりすぎず、総合的に判断してより良い商品をみつけてくださいね。

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