大麦若葉とは?


青汁の中でもクセがなく、「飲みやすい青汁」として人気なのが、大麦若葉です。

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大麦若葉っていったいなに?

大麦若葉とは、「大麦若葉」という名前の野菜があるわけではなく、大麦の若葉のことを呼んでいます。

具体的には、まだ実を付ける前の20〜30cm程度に成長した大麦の新鮮な葉っぱを収穫したもののことです。

大麦は、主食として食べていたこともあり、日本人には馴染みのある食品です。

もちろん、実自体にも栄養分がありますが、若葉の部分に緑黄色野菜としての優れた栄養素があることが分かり、青汁として生産されるようになりました。

大麦は、土が乾燥しており、空気が冷たい場所での栽培が適しています。
そのため、大麦若葉のほとんどは、国内では大分県や熊本県の阿蘇地方、また、福井県や島根県などで栽培されています。

市販されている大麦若葉の青汁うち、「産地が記載されていない」もしくは「格別に安い」というもののものの多くは中国産です。
健康のために大麦若葉の青汁を飲みたいという人は、ぜひ産地をチェックして、産地にもこだわって飲むようにしましょう。

大麦若葉の栽培方法

大麦若葉の栽培方法としては、空気が冷たい場所での栽培が適しているという大麦の性質上、一般的には秋に種を撒きます。
そして、苗の状態で寒い冬を迎え、実を付ける前の春先に収穫します。
寒さに耐えて育った大麦若葉には、優れた栄養がしっかりと閉じ込められていて、それが美味しさの理由ともなっています。

飲みやすいだけじゃない?!大麦若葉の豊富な栄養価に注目!

大麦若葉が選ばれているのは、飲みやすいだけではありません。

現代人に不足しがちなビタミンやミネラル、鉄分、葉酸、カルシウム、カテキン、マグネシウム、食物繊維などといった栄養素が大麦若葉には豊富に含まれているんです。

大麦若葉には、ビタミン群の中でも、特にビタミンCやビタミンBが豊富です。

ビタミンCには日焼けによる肌のダメージを改善したり、風邪予防の効果も期待できますので、外で遊ぶのが好きな子供達には積極的に摂らせたいものですね。

また、大麦若葉に含まれているビタミンBは、糖質や脂質の代謝を促進してくれるので、揚げ物や甘いものが好きな子供達には特にオススメです。

さらに、野菜不足の子供達に不足しがちな第6の栄養素といわれている食物繊維も豊富です。

大麦若葉の特徴として、SOD酵素(スーパーオキシドディスムターゼ)と呼ばれる酵素も含まれています。

これは、活性酸素を分解する働きのある酵素で、動脈硬化や高血圧、糖尿病などの生活習慣病を予防・改善する酵素として、今注目されているものです。

それだけでなく、このSOD酵素はアトピー性皮膚炎を改善する効果が期待できるので、アトピー性皮膚炎で悩んでいる子供達には、ぜひ摂ってほしい成分です。

野菜嫌いな子供達でも、美味しく飲める大麦若葉は、子供達の健康をサポートする強い味方といえるでしょう。

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