青汁で下痢やおならが増えた原因・対処法は?


a914342ca0443dd196b5002eba801f98_m健康、美容のために青汁を飲み始めたら、下痢やおならが増えたという話を耳にする機会が増えました。こういった生理現象というのは隠すのが難しく、場所によっては大恥をかいてしまった、ということもありますよね。

健康のためとはいえ、こういった生理現象をどうにかしたいもの。
そこで今回は「青汁と下痢、おならの関係」について解説していきます。

青汁で下痢が発生するメカニズム

青汁を飲むことで発生する下痢の主な原因は3パターンに分類することができます。

その(1)青汁に含まれる成分の過剰摂取

青汁に含まれる難消化性デキストリンや人工甘味料などは大量に摂取することで下痢になるという実験結果が出ており、基本的に過剰な摂取が推奨されない成分になります。

通常の昔ながらの青汁にはまず含まれることが無い成分なのですが、昨今、青汁を飲みやすくしたり、食物繊維の含有量を増すために難消化性デキストリンや人工甘味料が使われることが多くなりました。

青汁で甘味や大量の食物繊維を謳っている商品を飲む場合は注意してみましょう。

その(2)青汁の飲み方の問題

暑い夏や運動後などはどうしても冷たいものが欲しくなり、青汁を冷蔵庫で冷やしたものや、氷水で作った青汁を一気飲みしてしまう人をよく見かけます。

暑い中で飲む冷たい青汁は非常に美味しいのですが、冷えた青汁を一度に大量に飲むと胃腸の働きが弱まり、下痢になりやすくなります。

その(3)アレルギー物質

青汁には多種多様な野菜が含まれており、その中にはアレルギーとなる食品もいくつか含まれています。こういったアレルギー食品を微量に摂取することで、下痢が誘発されることがあります。アレルギーをお持ちの方は、必ず該当する食品が含まれていないかチェックするようにしましょう。

青汁で発生する下痢を防ぐための方法

青汁で発生する下痢を防ぐ方法は実に簡単で「飲みすぎない」「冷やさない」「アレルギー食品をチェックする」の3つを守るだけで青汁に起因するほとんどの下痢を防ぐことができます。

青汁をお茶代わりに飲むのは控え、飲む際はなるべく温めるか、常温の水で作ってから飲みましょう。どうしても冷たい青汁が飲みたい場合は少しずつ飲むだけでもだいぶ違います。

また、アレルギーに関しては死活問題になる可能性があるので、アレルギー持ちの方が青汁で下痢になった場合、すぐに飲むのを止め、医師の指示を仰ぎましょう。

青汁でおならが発生するメカニズム

青汁に含まれる食物繊維が腸の蠕動運動を活発にすることによって、腸が健康になりおならが出やすい環境ができます。

特に便秘に悩まされていた人の場合はこの蠕動運動の活発化によって大量のおならや、異臭が漂うことがよくあります。

しかし、これは体が健康になり始めた一つのバロメーターなので、健康的な生活を過ごしていればだんだんと頻度や異臭は減ってきます。

また、青汁を作る際にかなり泡立てて作ってしまう人は気泡を一緒に飲み込むことでおならを誘発している場合があります。

青汁で発生するおならを防ぐための方法

青汁が起因となるおならを防ぎたい場合は「適度な運動」「バランスの取れた食事」「青汁を作る際に気泡を立てない」の3つが重要となります。

適度な運動をして腸を常に活発に動かしておくことで腸内にある便を小まめに吐き出し、おならの原因を減らすことができます。

バランスの取れた食事も重要で、ある程度の食事がなければ腸内にある便の量が少なすぎて発酵しすぎてしまいますし、食事による水分が不足していては便がこびりついて排便できなくなってしまいます。

バランスの取れた食事をしっかりと摂れば、定期的に排便が可能となり臭いの改善やおならの回数がグッと減ります。

青汁の気泡も地味に重要であり、あまりにも気泡が立ちすぎた青汁を飲むとおならが多く出てしまいます。

水に溶けやすい青汁を使用したり、スプーンでかき混ぜるなどなるべく気泡の立たない青汁の作り方を心がけましょう。

副作用に悩んだら、今までの不健康な生活を見直すチャンスかも

青汁に起因した下痢やおならについては、アレルギーなどの病気以外はそのほとんどが飲みすぎか、今までの生活が原因となっている場合が殆どです。

もし青汁を飲んで下痢やおならに悩まされてしまったら、一度、青汁を飲む量や今までの生活を見直してみましょう。そうすれば、生理現象に悩まされない、素敵な青汁ライフを送ることができますよ。

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