女性の場合、男性よりも便秘に悩む人が多いといわれています。
どんなに便秘対策法をしても何度でも繰り返してしまう便秘に、肌の調子も悪くなるし一日でも早く何とかしたいものですよね。便秘も一時的なものならそこまで心配はありませんが、慢性化している場合は出来るだけ早く症状を改善するのをおすすめします。
青汁には便秘解消効果があるという話を聞きますが、本当に効果があるのでしょうか。
青汁と便秘解消効果の関係について詳しくみていきましょう。
Contents
そもそも便秘とはどのような状態のことをいうのでしょうか。たまに、まる1日出ない日もあるけど、それも良くないのかな?などと心配になりますよね。1日に数回出る人はその回数が少なくなっただけでも便秘気味なのかな?などと気になるものです。便秘には人によって感じ方も違いますので一概にこれだから便秘!ということは言えません。
ただし日本内科学会では3日位上の排便がない人、残便感を感じる人を便秘と呼んでいます。便を出しているのに何だかスッキリせず、何度もトイレに行く人もいるでしょう。こうした症状が続いている人は「便秘かな?」と疑って見たほうが良いと思います。
さて、そんな便秘に悩んでいる人は毎日の生活で少しずつでも便秘の解消をできるようにしていかないといけません。便秘を解消するためには「食生活」「適度な運動」などの生活習慣の基本的な部分が実は大切になります。適度な運動は腸のぜん動運動と呼ばれる、排便を促す部分を刺激し促進してくれる働きがあります。
それと同時に便秘対策には「食生活」が重要になります。便秘を解消するには青汁に含まれている成分の、「ある効果」が期待されているようなのですが、実際のところどうなのでしょうか。
現代人は欧米化した食生活が当たり前になり、野菜不足の人が増えたことから多くの人達が食物繊維不足の食事になっています。青汁には豊富な栄養素の他に、便秘解消に効果的な成分がたくさん配合されています。
例えば、青汁の代表的な素材ともいえるケールや明日葉、大麦若葉などの野菜には、豊富な食物繊維が含まれています(青汁の種類によって、配合されている量は異なります)。
食物繊維は、腸内のぜん動運動を促し排便させてくれる働きや、体内に溜めこんでしまいがちな老廃物を、外に排出してくれる効果があるとされています。
食物繊維には「水溶性」と「不溶性」の2種類があり、どちらもバランスよく取ることで便秘解消に繋がります。
「水溶性食物繊維」は水に溶けやすい食物繊維で、主に熟した果物やかぼちゃ、海藻などに多く含まれています。
「不溶性食物繊維」は、水に溶けにくい食物繊維で、大豆やごぼう、キャベツ、穀類に多く含まれます。
両方の食物繊維を補いたい場合は、青汁の原料を確認し、水溶性・不溶性の食物繊維が含まれる素材が入っているかを確認すると良いでしょう。
青汁が便秘解消に効果があるとされるのは、毎日たった1杯で豊富な食物繊維が補うことができるからでしょう。
毎日の食生活のなかで、青汁に含まれる量と同じ量の食物繊維を補うとしたら食材を選ぶところから始めなければいけませんしとても大変ですが、青汁なら手軽なので毎日継続することが出来そうですね。
また、なかには青汁を飲むと下痢になるというような人もいるようです。青汁を規定量以上(※商品によって異なります)飲んでいたり、もともと体質に合わないと下痢などの症状がでてしまうこともあるかもしれません。
青汁は便秘解消には効果的ですが、無理のない範囲で毎日の食生活の食物繊維不足を補うものとして取り入れるようにするのがおすすめです。
腸内環境は毎日の継続が大切ですので、青汁で手軽に継続してみてはいかがですか?