出口での渋滞を食物繊維でスムーズに



普段は眠っている痔がときおり起きだしていたづらをします。 お尻の穴をふさぐように腫れるので、どうしてもトイレがおっくうになります。 ついついガマンをするものですから、表に出してくれないなら居座っちゃうよ、とばかりにひきこもって便秘になってしまいます。 これはツラいです。 出したいのだけれど、出すまいと出口で通せんぼするのですから、そこでせめぎあいが起こります。 とりあえずは通せんぼしているほうを治すべく医者へ行き、薬は座薬と飲み薬をもらいました。飲み薬には整腸剤も含まれていました。 消化のよいものを食べて出す方をスムーズにしなくてはいけません。 医者からは食物繊維をたくさん採るようにとの指示もあったので、その日から野菜主体の食事と青汁を毎日飲む生活にしました。 そんなふうにしているうちに、三日ほどして、何となくこなれてきたような気がしました。 硬いカタマリではなくて、なんか、こう、可塑性のあるこなれた感じ。 五日するとそれはもっと顕著になってきました。幸い痔のほうも抗炎症剤によって腫れは治まりつつあるので、出口での渋滞が解消されてきました。 一週間で両方がぐっとよくなって、無事、開通したときは、嬉しいというよりも、やれやれといった感じでした。 以来、渋滞を起さないように、よく噛んで食べるとか、刺激物を過剰に摂取しないとか、おなかの調子を整えるような習慣にしています。 今のところ、バイパスは渋滞を起してはおらず、交通量が多くても少なくても、スムーズな流れです。